家賃リサーチの必需品

とはいえまずは、何と言っても家賃が最重要項目の一つです。

家賃については、少なくとも、二種類の数字が必要となるでしょう。

まずは、現在の(購入前の)家賃。これは現状、オーナーがいくらで物件を貸しているのか、という事実のリサーチです。しかし、このプロセスにも注意点はあります。もし新聞折り込みのチラシに書いてある物件について、参考に「家賃」という欄があり、具体的な数値があるとします。当然、これが今の家賃なのだろう……そう考えるものと思います。ここで、周囲に小さなサイズで、注意書きを意味する※や*が記載されていないかどうか、みてください。続いて、「数字は当社算定シミュレーション」などとないでしょうか。これは、不動産会社など仲介業者による仮の、シミュレーションのための数字であるということを意味します。これを「想定賃料」呼びます。この数字が、実際に回収されている金額と一致する可能性は極めて低いものです。別の機会に書きますが、想定賃料は、基本的には未来のシミュレーション額なので、売手に都合の良い=高い数字になるのが普通です。かならず、実情を端的に表すような、明確なエビデンスのある数字を手に入れた方が賢明と言えます。

現状での家賃については、加えて想定賃料もまた合わせて、それを記した一般的に広く作成・利用されている資料があります。レントロールと呼ばれるものです。

まずはこの、レントロールを読み込むことが最初のプロセスとなるでしょう。

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