トラブルの原因は情報量の差

不動産屋と消費者間でのトラブルの原因は、不動産屋というプロと、消費者というアマが持つ情報量の差にあります。

不動産屋は伝えたつもりでも、消費者側が理解していなかったり、不動産屋が意図的に情報を伝えなかったりしたことが、あとから発覚し、トラブルにつながるケースが多いと思われます。

しかもそれでいて、解決を消費者に課している姿勢が、さらに問題を複雑にしているのです。「不動産の売買をすることは一生に何度もあることではない」「不動産の購入についての知識や経験も少ないのが普通」という風潮から、つい業者任せになってしまい、後になってから「こんなはずではなかった」、「悪質業者にだまされた」といったトラブル相談が多く寄せられています。

もちろん、情報量の差によるトラブルは、不動産業界に限った話ではありません。あらゆる業界で毎日のように起きていることなのです。

しかし事故が発生した場合、どのような事情であろうと、再発防止策を進めるのは、業者側の責務です。購入者や消費者側を「より賢くなるべき」という方向に誘導するのは、多くの場合が誤りです。

特に一生に一度あるかどうかの取引のためだけに、非常に複雑な不動産の知識を「増やせ」 と業者側が主張するのは無茶が過ぎるのではないでしょうか。

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